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03土地のいろいろ  
 
土地取引
土地の取引形態
 

土地の取得にあたっては、買主の置かれる立場が不利になりがちなケースもありますので、取引形態をよく理解しておくことが大切です。

土地の取引形態には、主に以下の3つの形があります。

(1)売 主(不動産会社)― 買 主

不動産会社自らが売主となり、直接買主と取引きをするケースです。新聞チラシに「売主のため仲介手数料は不要です」とあるのはこのケースにあたります。

不動産会社自らが売主の場合には、不動産のプロを相手に直接交渉を進めることになるため、買主はどうしても不利な状況に置かれてしまいがちです。

(2)売 主 ― 不動産会社 ― 買 主

売主から売却の依頼を受けた不動産会社自身が、自ら買主を探して取引が成立するケースです。この場合、不動産会社は売主、買主双方を代理する形になります。

日本では土地は慢性的に供給不足のため、取引が売主側に優位な形で行なわれがちになるのが一般的です。そのため、形としては双方を代理していますが、不動産会社は売主の利益保護を第一に考えることになる反面、買主の権利は二の次になりがちです。

この場合、不動産会社は売主、買主の双方から3%+6万円の仲介手数料を得ることができるため、一度の取引で6%+12万円(不動産業界では「両手」と言われています。)の報酬を得ることができます。

(3)売 主 ― 不動産会社A − 不動産会社B ― 買 主

売主から売却の依頼を受けた不動産会社Aが、自分自身で買主を探すことができず、他の不動産会社が買主を探して取引が成立するケースです。

売主側には不動産会社Aが、買主側には不動産会社Bがそれぞれ関り、売主側、買主側で利害が対立する関係になります。そのため、売主から売却の依頼を受けた不動産会社Aは売主の立場に立ち、買主から購入の依頼を受けた不動産会社Bは、買主の立場に立って条件に適う物件を探し、調査や交渉を行ないます。

この時、不動産会社Bは、買主から3%+6万円を報酬として得ることになります。

不動産会社Aは、売主からのみ3%+6万円の報酬を得ることができますが、(2)のケースの半分しか報酬を得ることができません。売主、買主双方から仲介手数料を得ることができる(2)のケースを「両手」と言うのに対して、これを「片手」と言います。



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