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03土地のいろいろ  
 
土地取引
重要事項説明って
 

重要事項説明書は、買主が購入を検討するにあたって最低限必要な、基本的かつ重要な事項を説明するもので、いわば、その土地の「取り扱い説明書」のようなものです。

日常生活を送っている中では、どの土地も一見何の問題もなく建物が建っているように見えます。しかし、日常的な見方を離れて、不動産という視点や、建築という視点に立ってみてみると、実は様々な要素が隠れていることがあります。

敷地に隣の家の給水管が通っていたり、様々な人が所有をしている道路に接していたり、将来区画整理の予定があったりと、「重要事項の説明を受けて初めて分かることの方が多い」と言っても言い過ぎではありません。

重要事項説明書では、以下の事項が説明されています。

<対象地に直接関係する事項>

1.権利関係や所在など「登記簿に記載された事項」
2.建蔽率や容積率など都市計画法、建築基準法等の「法令に基づく制限の概要」
3.私道に関する負担に関する事項
4.飲用水・電気・ガスの供給施設及び排水施設の整備状況
5.土砂災害警戒区域内か否か
6.宅地造成又は建物建築の工事完了時における形状、構造等(未完成物件の時)
7.住宅性能評価を受けた新築住宅である場合(新築住宅の時)

<取引条件に関する事項>

1.代金及び交換差金以外に授受される金額
2.契約の解除に関する事項
3.損害賠償額の予定又は違約金に関する事項
4.手付金等の保全措置の概要(宅地建物取引業者が自ら売主の時)
5.支払金又は預り金の保全措置の概要
6.金銭の貸借のあっせん
7.割賦販売に係る事項

<その他の事項>

 1.取引の態様
  2.供託所等に関する説明
  3.その取引に関与する宅地建物取引業者及び、宅地建物取引主任者の記載

重要事項説明書は、宅建業法によって、契約の成立前までに、買主に説明されなければならないことが決まっています。しかし、実状は、契約当日に初めて説明されることが多く、買主は不安を残したまま契約に臨むことが少なくありません。これはとても危険なことです。

所有者の関係が複雑だったり、建物の計画を制限するような道路条件や建築法規があったりと、販売用図面には書かれていなかった情報が隠れているかもしれません。

後々のトラブルを避けるためにも、遅くとも契約の3日前までに重要事項説明書の内容を確認し、不明の点があれば不動産会社に納得のいく説明を求めることが重要です。



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