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04家づくりの依頼先  
 
建築プロデュース会社で建てる
設計コンペ型
 

ウェブサイト上で設計コンペを開催し、あらかじめ登録した建築家が建て主の土地や希望に合わせたプランを競い合います。

建築家は契約前にプランを提供しない方も少なくありませんので、数多くのプランの中から気に入ったものを選べることは建て主にとって大きなメリットであり、ひとつの理想のシステムと言えますが、現実的には技術上の問題点を抱えています。

最も大きな問題点は、提供されるプランの実現可能性です。常に仕事がある一線の建築家にとって、設計料も成約確率の低い個人住宅のコンペは割に合いません。一方でコンペを常に成立させるためにはかなりの数の登録建築家が必要となります。結果として、建築家登録に基準を設けることは難しく、学生や経験の少ない建築家、住宅以外の設計者もコンペに参加することになり、デザインそのものは優れていても、基本性能、法律、予算の面で実際には建築不可能なプランが混在することになります。−法規や予算を守らないほうが見栄えがよくなる傾向があります−

この問題を避けるために、主催者側は提出されたプランをダブルチェックしたり、概算見積もりを作ったりしていますが、図面の段階で実現性を100%判断することは難しいといわざるを得ません。また、ダブルチェックや概算見積もりのための作業コストが積みあがり、決して安価とはいえないサービス料金になってしまいます。

一方、サービス料金を抑えるために、建て主の自己責任を求めることによってプランを素通しで提供する会社もありますが、この場合は建て主自身がある程度、住宅建築や法規、コストに詳しいか、または信頼できる助言者がいないと不安が残ります。

しくみとしては秀逸なものですので、さらに完成度の高いサービスが待たれます。

現状は、地域限定も含めていくつかの会社があり、コンペのみの場合と簡単なプロデュースサービスが付属する場合があります。



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