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06家が建つまでの流れ  
 
建築家で建てる場合
設計監理契約
 

ハウスメーカーや工務店で建てる場合は工事請負契約のみですが、建築家の場合は、設計監理契約を建築家と、工事請負契約を工務店と結びます。

そのことによって建築家は施工から独立し、施工の都合よりも施主の要望を第一優先に設計することができ、また後ろ髪を引かれることなく工事の監理を行うことができます。

工務店などに紹介された建築家に設計を依頼しても、工事請負契約の中に設計条項が含まれる場合は、建築家は工務店の下請けという立場であり、施工から離れた設計や厳密な監理を期待することはできません。

設計監理契約を結ぶタイミングは、建築家によって異なります。

<初めに設計監理契約を結ぶ場合>

設計監理契約を結んでから、プランを含めた設計業務をスタートします。

施主は家のイメージや費用などがわからないまま契約をしなければなりませんが、建築家選びは作風だけでなく、過去の実績や設計の考え方、コスト感覚、そして長い期間に計画を共に進めていくための相性を基準に選ぶことが大切です。

初めに設計監理契約を結ぶ建築家の場合は、すぐに契約を結ぶのではなく、納得いくまで建築家と話しをし、この建築家となら良い家が出来るという確信のもとに契約を結ぶことをお勧めします。

<プラン提示後に設計監理契約を結ぶ場合>

複数の建築家から提案をうけるコンペ形式も含め、契約の前に建築家がプランを提示し、その提案をもとに施主が依頼する建築家を確定します。

プランの提示は、無料の場合と有料の場合とがあります。

契約前にプランの提示をうけることは、施主にとって建つ家のイメージが掴みやすいというメリットがありますが、完全注文住宅である建築家の家はコミュニケーションを重ねながら時間をかけて練り上げていくものであり、はじめのプランは工務店やハウスメーカーのプランほど大きな意味を持ちません。

依頼する建築家を決定したら、正式な設計監理契約を結びます。

設計監理契約とは、設計やおおよその工事時期、設計監理料についての金額や支払いの方法や期日などについて詳細に定めるものです。契約書は建築家それぞれによって異なりますが、建築家協会などの書式を使用している場合が多いようです。

まずは契約の前に建築家から契約書のひな形を見せてもらい、一度内容に目を通されることをお勧めします。万一計画途中でキャンセルする場合の条件やキャンセル料など、後々のトラブルが起こらないように契約の際によく確認をすることが大切です。もし、内容について納得がいかない点があれば建築家に確認し、双方が了解すれば、その内容を契約書に入れることも可能です。

また設計監理料の料率なども、雑誌などでは10%が目安とされていますが、実際には10%前後から20%以上までさまざまです。設計監理料も需給のバランスによって決まりますので、人気建築家やベテラン建築家ほど料率を高く設定していることが多く、逆に若手や実績の少ない建築家は料率が低い場合が多いようです。

設計監理契約を結んだ後には、第一回目の支払いが発生します。



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