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09保険と保証  
 
火災保険  

火災保険とは、火災によって発生した損害を保証する保険です。

日本は木造家屋が多いため、いざというときに火災の被害が大きく、失火者に全ての責任を負わせるのは難しいとの理由から、重大な過失がない限りは失火者に責任を問うことができないと「失火責任法」により定められています。つまり、もらい火(類焼)により家が燃えてしまい被害者となった場合でも、自分の家は自分の保険で再建しなくてはなりません。

また、金融機関から住宅ローンを借入れる場合は、特約住宅災保険の加入が融資の条件とされていますので、必ず加入しなくてはなりせん。

金融機関は、抵当権を設定した住宅が火災によって滅失した場合でも、住宅ローンの残金を回収できるように、火災保険の保険金請求権等に質権の設定を行います。
※質権とは、債権者が担保として債務者から預かり、返済のない場合には担保から優先して返済を受けられる担保物権。

保険証書は住宅ローンの返済まで金融機関が預かり、火災の場合の保険金は住宅ローンの返済に優先的に充てられます。

火災保険料はローンの借入者の負担となり、借入れ時に長期の保険料を一括で支払いますので、資金計画の段階で費用を見込んでおきましょう。例えば、木造の住宅で35年返済の場合、約40万円〜60万円の保険料が必要となります。

なお、火災保険は建物の評価額に対して保険金が支払われるため、15年後、20年後に新築当時と同じ金額の保険金は支払われませんので、再建築するための資金としては不足することがあります。

そのため、最近では再建築の資金を基準として保証する「価格協定付き火災保険」も各保険会社から出ています。その他、家財保険を追加することも考えられます。

民間の金融機関からの借入れの場合には、保証内容を自分で組み立てた保険に入ることも可能です。提案された保険の内容をきちんと確認し、万が一に備えましょう。

Point
・住宅ローンを組む場合には必ず火災保険に加入することが必要。
・その場合は長期の保険料を一括して支払うので予算組みを。
・建物の評価額に対して保険金が支払われる。



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