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13インテリアにこだわる  
 
インテリアの家具  

インテリアの中で家具とは必要不可欠の存在となってきました。しかも現在も新造材ができれば、まずは家具を作って試されています。これからも沢山デザインされた家具がインテリアの中に入ってくることでしょう。

【家具について】家具を表す言葉として、英語にファニチャー(Furniture)、ラテン語で(Mobilia)と言う言葉があります。前者は生活する為に必要な道具や設備会社を意味し、後者は室内で動かす事ができる道具という意味合いをもって生まれた言葉です。

これらの事からも分かるように家具とは家の中で使用する道具で動かす事ができ、人体を支え物の収納や空間を仕切る役割を持った物だと言える。言い換えれば、家の中で行なわれるさまざまな生活行為を支える為に、空間にしつらえる道具の総称と言えます。

【家具と生活】人々の生活が始まって以来、住まいと家具とは密接な関係で発達してきた。しかし、家具には機能や安楽性を追求する生活の道具としての面ばかりでなく、古代の王の玉座に象徴されるような権威の象徴としての面も見逃す事はできません。

歴史的な様式を表す家具として皆さんの目に触れる多くの優れたものには、この2つの要素が入り交じっている事に気付きます。

権威の象徴としての玉座 (ツタンカーメンの椅子)
機能的にも審美的にも非常に優れたロココの椅子
【和の家具・洋の家具と生活】家具とは住まい方に対応して存在するものである。西洋の住まい方と日本の住まい方では、歴史的に見ても分かるように大きく異なっています。それが暮らしの習慣や家具などにも現れています。

伝統的は和風の住まいでは、畳に直接座る床座方式をとり、必要に応じて座布団や布団を出し入れして部屋を使用していました。したがって、かぐや設備類は小型で移動させるのが比較的簡単なものが多かったようです(座布団、座卓、ちゃぶ台、タンス、布団など)。

また、部屋を機能によって固定させず各部屋を分けて(居間、食堂、寝室、応接室、書斎など)それぞれの部屋の目的にあった家具を置く西洋の住宅形式とはあ異なっている事が分かります。

和風の床座に対して、洋風の起居形式を椅子座と言います。板敷きやじゅうたんの部屋に、椅子、安楽椅子(ソファ)、テーブル、ベッド、クローゼットなどの家具を置く椅子座の生活は床座に比べ能率的で合理的でした。

明治時代以降、日本の住文化は急激に洋風化による洋家具の導入や住様式の変化によって大きく混乱しました。そのような状況の中で模索を繰り返しながらも、現在では和風の見直しや和洋折衷と言う形が洋風と和風をくっつけたものではなく、現在の日本の住生活にマッチした新しさを持った1つのスタイルとして扱われるようになってきました。



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